株式会社ラビット様よりご寄付をいただきました!
メッセージ動画をぜひ御覧ください。
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2025年3月に、3人の学生が株式会社ラビット様に訪問しました。以下の学生のコメントをぜひ御覧ください。
シイノさん
本日、斉藤先生達とともにラビット様を訪問しました。
普通に生活していれば中々お目にかかれない、視覚障がい者用の器具に触れることができました。映像にででくる器具はスマホと連動して文字を打っているのですが、ボタンが点字型に置かれていてそのまま打ち込めばいいので、分かりやすくていいなと思ったのと、我々が操作するとそのまま点字を覚えることにも役立つなと思い、とても充実した時間でした。
その他、現代の知覚障がい者を取り巻く問題についての話もしました。デジタル機器の台頭などにより、点字を読めない盲学校教師が増えているとのことでした。こうした課題を新たに知ることができたのも、今日得た大きな学びの一つだと思います。
モリーさん
株式会社ラビットが取り扱っているHable one(荒川さんが持っている機械)は点字と同じ形のボタンで構成されており、スマホに接続することで、操作することができます。点字型のボタン6つと左右の2つのボタンだけでアプリの操作や文字入力、画面のスワイプ、電話などスマホの機能のほとんどを網羅している且つコンパクトで軽量なため、日常使いのしやすさがずば抜けていると思いました。加えて、株式会社ラビットでは使いやすさを重視して例えば音楽を聴くのみでよいという方のためにこの機械の部分的な機能を使えるものも開発中だと聞きました。このような人々を支えるものを開発・販売している方々のお話を聞けたのは自分にとっても人を支える上で勉強になりました。
その他にも、盲導犬やRivo(同じくスマホ操作できる機械)のお話など様々なお話を聞くことができました。特に印象に残ったのはRivoのつくられた韓国の話です。こういった機器は国のおかげでお金はかからない一方で、出来ることが増える分障がい者は今までよりも責任が発生し、自分から行動する必要が出てきたと聞き、自分の知らなかった社会の動きを知ることができ、学びになりました。
高田さん
視覚障害をお持ちの副社長さんと、点字についてのお話をした。その際に、「視覚障害者側も点字を学ぶ努力をしなければ、せっかく晴眼者が配慮して点字表記を付けても意味が無くなってしまう」とおっしゃっていたのが印象的だった。視覚障害者は書記日本語の内容を把握するとき、点字の代わりに音声に頼る人も多くいるという前提を踏まえてのご意見だった。
また、副社長さんは私と同じように聴覚障害ももっているのだとお話してくださり、聞こえにくい者同士で共感できることも多くあった。そのため、非常にお話が盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができた。